ジョグとウォーキングを中心に価格も抑えたいならクリフトン11。フォームと足運びの違いを試し、走る用途を重視して選びたいならPRO。PROという名前だけで決めず、いつものペースで履き比べるのが選び方の軸です。

「クリフトン11とPROはどちらが自分向き?」
「厚さが同じなら走りも同じ?」
「2,200円の差をどう判断する?」
今回はHOKAのレディース・クリフトン11(1176573)とクリフトンPRO(1176530)を比較します。世代交代の比較ではなく、並行して選べる二つの方向性を扱います。男性用やGTX仕様は本記事の対象外です。
2026年10月25日に国内公式ページを確認しました。以下はメーカー掲載仕様と購入時の確認点をまとめたもので、当サイトによる実走・硬度測定の結果ではありません。特に重量は公式比較欄のW8条件で揃えています。
- フォームとソール形状の違い
- 同条件での重量・価格比較
- サイズと幅を選ぶ際の注意点
- 自分の用途に合わせた試着の進め方
▽レディースの基本スペック
| 項目 | クリフトン11 | クリフトンPRO |
|---|---|---|
| 品番 | 1176573 | 1176530 |
| 公式税込価格 | 19,800円 | 22,000円 |
| 重量・片足W8 | 236g | 242g |
| スタックハイト・W8 | 38/30mm | 38/30mm |
| ドロップ | 8mm | 8mm |
| フォーム | CMEVA | SCF EVA |
| 公式比較欄の技術名 | メタロッカー | PROGLIDE+ |
| 公式での用途 | ランニング&ウォーキング | パフォーマンスラン |
太字は掲載重量と価格で小さい方です。足に合うかどうかの優劣を示すものではありません。同じ厚さとドロップでも、フォームや形状まで同じではない点が比較の出発点になります。
\日々のジョグと歩きに選ぶならクリフトン11/▽二つを選び分ける7つの視点
毎日の使い方を決めてから、フォーム、足運び、フィットを順に確認しましょう。上位・下位という名前の印象だけで選ぶと、自分が欲しい一足から離れてしまうことがあります。
① ミッドソール素材
公式比較表では11にCMEVA、PROにSCF EVAが掲載されています。同じクリフトンでもフォーム構成の表記は異なり、PROを単なる色違いとして扱うことはできません。
一方、素材名だけから自分の走行タイムや疲労の差を計算することもできません。試着では最初に立った感触だけで決めず、歩き始めたときの足裏の移動まで確かめます。
② 沈み込みと厚さ
W8の厚さとドロップの掲載値は共通です。PROの方が高価だからさらに厚い、という比較にはなりません。実測の硬度や沈み込み量は今回確認していません。
柔らかさの好みを確かめるときは、同じソックスで両足を履き、ひもの締め具合も揃えます。靴の中で足が動く感触と、ソールが沈む感触を混同しないようにしましょう。
③ 6gの重量差
公式の同条件比較ではPROが片足6g重い計算です。PROという名前でも軽量化を目的とした選択とは限りません。この小さな差を、そのまま走りやすさの順位に置き換えないことが大切です。
販売店で別の重量を見かけたら、メンズかレディースか、測定サイズは何かを確認します。条件が違う数値を引き算せず、購入するモデルのページに戻って照合してください。
④ ロッカーと足運び
PROは公式でより積極的なロッカー形状を特徴として挙げています。足が転がる感覚の違いを試したい人には比較する理由がありますが、全員が同じように感じるとは限りません。
店舗で許可される範囲で、普段のジョグを想定して動いてみましょう。速い動きだけが快適でも、日常のゆっくりした使い方で違和感がないかを確かめることが重要です。
⑤ アッパーと保持
両モデルの公式説明にエンジニアードメッシュが登場します。ただし、素材の呼び名だけで足の収まりまで同じと決めつけず、甲・かかと・足指の当たりをそれぞれ確認してください。
ひもを強く締め続けないと収まらない場合は、サイズや幅の組み合わせを見直します。既に持っている別世代のクリフトンと同じサイズで必ず合う、という前提にはしない方が選びやすくなります。
⑥ 幅と購入する品番
公式画面では11にレギュラー・ワイド・エキストラワイド、PROにレギュラー・ワイドの選択肢が表示されています。ただし、幅を切り替えた商品を、本文のレギュラー品番と同じ商品として注文しないように注意してください。
本記事のリンクは対象品番による検索です。別幅を求めるときは販売ページで幅表記と対応する品番を確認します。カラーやサイズの展開と、注文時点の在庫も別々に確認してください。
⑦ 価格差と用途
公式価格差は2,200円です。ジョグと歩きを中心に使い、試着で11が合うなら、PROへ変更することが必須ではありません。必要な使い方に合うかで費用を判断します。
PROを検討するなら、フォームや足運びの違いに価値を感じるかを試着で確かめましょう。価格が高いことを、走力の向上や耐久寿命の保証として受け取らないようにしてください。
- 厚さとドロップの掲載値は共通
- フォームとロッカーの方向性は異なる
- 重量はレディースW8で比較
- 価格差は用途と試着結果で判断
▽口コミは測定条件と用途を揃える
同じレディースサイズで二足を比較した口コミを十分に集計していないため、評価の多数派は断定しません。「弾む」「軽い」といった表現を、自分にも必ず当てはまる体験として紹介することは避けます。
レビューを読むときは、対象が11かPROかだけでなく、メンズかレディースか、使用サイズと幅、普段のペースも確認します。仕様から分かる違いと、レビュアー個人の感覚を分けると参考にしやすくなります。
| 感想の内容 | 比較するときの確認点 |
|---|---|
| 柔らかい | 比較元の靴とサイズ |
| 軽く感じる | 実測重量か走った感覚か |
| 転がる感じがする | 使ったペースと路面 |
| 幅が狭い・広い | 購入した幅表記と足の当たる場所 |
試着では一番よく使う場面を再現
ジョグ中心なら、速い動きだけでなくゆっくり歩いた感触も見ます。店舗で可能なら両足を履き、かかとの浮き、甲の圧迫、つま先の余裕を確認してください。片足ずつ違うモデルを履く比較だけでサイズを確定しないようにしましょう。
同じソックスを用意し、ひもを整えてから比べます。購入後すぐ大切な大会へ投入する前提にせず、普段の練習で慣れる時間を確保できるかも、購入時期を決める材料になります。
- レディースのモデルと品番が一致
- 幅の選択を確認
- 両足で保持と圧迫を確認
- 普段の使い方で試した
- 返品・交換条件を確認



レビューは候補を絞る材料に。最後は自分の足と、いつもの動きで確かめましょう。
▽クリフトン11とPRO、どちらを試す?
クリフトン11を検討したい人
- 日々のジョグとウォーキングに使う人
- 試着で自然な足運びと収まりを得られた人
- 価格を抑えて継続用の一足を選びたい人
PROのフォームやロッカーの違いを明確に求めている人は、価格だけで11に決めず、両方を比較してください。11が万人向けだから試着不要という意味ではありません。
クリフトンPROを検討したい人
- 走る用途を中心にフォームの違いを試したい人
- ロッカー形状の方向性に関心がある人
- 試着で違いを感じ、価格差に納得できた人
PROという名前だけで軽量化や記録更新を期待する人には、その選び方はおすすめしません。普段のペースで合わない場合は、上位に見える名称にこだわらず別の候補を検討しましょう。
| 重視すること | 試す候補 |
|---|---|
| ジョグと歩き、購入費用 | クリフトン11 |
| フォームとロッカーの違い | クリフトンPROも比較 |
| 厚さをさらに増やしたい | この二足のW8掲載値は同じ |
| 幅の選択肢 | 対象の幅・品番・在庫を確認 |



初心者だから11、速い人だからPROと機械的に分けず、使う場面と足との相性で選びましょう。
▽2,200円差は試着で感じた違いに払う
公式税込価格は11が19,800円、PROが22,000円です。実売最安値やセール周期は確認していません。販売店ごとに比べる場合はモデル・幅・サイズを揃え、送料や交換条件も合わせて確認してください。
毎日のジョグと歩きが中心なら、まず11を試す。フォームと足運びの違いを求めるならPROも履き比べる。共通の厚さやブランド名だけで決めず、普段使う場面で納得できる方を選ぶのが結論です。
- レディースの対象モデルと幅を照合
- 希望サイズの在庫と支払額を確認
- 試着と交換の条件を確認
世代の違いも気になる場合はクリフトン11と10の比較を、別シリーズも検討するならクリフトン11とボンダイ9の比較も参考にしてください。各記事の対象サイズ条件は分けて確認しましょう。
以下は品番によるショップ検索を含みます。希望する幅・サイズの在庫や最安値を保証するものではありません。レディース表記、品番、幅、サイズを注文画面で照合してください。



いつもの一足として気持ちよく使えるかを軸に、11とPROを選び分けましょう。








