「ウエーブライダー30とノヴァブラスト5、毎日のランニングにはどっち?」
結論は、着地の安定感と滑らかな体重移動を重視するならウエーブライダー30、軽さと弾むような反発、価格の安さを重視するならノヴァブラスト5です。購入判断につながる主な違いは7つあります。

「初心者が履きやすいのはどっち?」
「プレート入りとプレートなしで何が変わる?」
「2,200円の価格差を払う価値はある?」
ウエーブライダー30とノヴァブラスト5は、どちらもジョグから日々のトレーニングまで幅広く使えるデイリートレーナーです。ただし、同じ8mmドロップでも走りの方向性は異なります。
ウエーブライダー30は、硬度の異なる2層のMIZUNO ENERZY NXTと、シリーズ初のフルレングスミズノウエーブを組み合わせたモデルです。厚みを増やしながら、接地面も広げて安定性を確保しています。一方のノヴァブラスト5は、FF BLAST MAXとトランポリン構造を生かし、軽く弾む走り心地を狙っています。
どちらが上位という関係ではありません。ランニングを始めたばかりで接地の安心感を重視する人、疲れてもフォームを安定させたい人にはウエーブライダー30。ジョグだけでなくビルドアップやテンポアップにも使い、軽快に走りたい人にはノヴァブラスト5が向きます。
- ウエーブライダー30とノヴァブラスト5の7つの違い
- MIZUNO ENERZY NXTとFF BLAST MAXの特徴
- プレート搭載・非搭載による走り心地の違い
- 初心者、ジョグ、ロング走、ペースアップでの選び方
- 定価差2,200円と実売価格を含めた最終判断
▽ウエーブライダー30とノヴァブラスト5のスペック比較
| 比較項目 | ウエーブライダー30 | ノヴァブラスト5 |
|---|---|---|
| 代表的なメンズ品番 | J1GM2620 | 1011B974 |
| ミッドソール | 2層のMIZUNO ENERZY NXT | FF BLAST MAX |
| プレート | フルレングスミズノウエーブ | なし |
| ドロップ | 8mm | 8mm |
| ソール厚 | かかと42.5mm/前足部34.5mm | かかと約41.5mm/前足部約33.5mm |
| メンズ重量 | 約265g(27.0cm片足) | 約255g(27.0cm目安) |
| 走行感 | 安定・滑らかな転がり | 軽快・柔らかい反発 |
| 幅展開 | 2E相当・4E相当 | STANDARD・WIDE |
| 得意な用途 | ジョグ・ロング走・初心者 | ジョグ・ビルドアップ・テンポ走 |
| 国内定価 | 18,700円 | 16,500円 |
※重量はサイズや個体で変わります。ウエーブライダー30はミズノ公表の27.0cm片足、ノヴァブラスト5は国内外の商品情報で案内される27.0cm相当の目安です。価格、カラー、サイズ、在庫は販売時期により変動します。



最大のポイント!
ウエーブライダー30はフルレングスのミズノウエーブと広い接地面で安定性を作り、ノヴァブラスト5はプレートを使わずFF BLAST MAXの変形と復元で反発を作ります。
- 違い①:ミッドソール—2層ENERZY NXTかFF BLAST MAXか
- 違い②:プレート—フルレングスミズノウエーブ搭載・非搭載
- 違い③:安定性と反発—支えて転がすか、沈んで弾むか
- 違い④:重量—ノヴァブラスト5が約10g軽い
- 違い⑤:得意なペース—一定ペースかペース変化か
- 違い⑥:フィット・幅—2E/4E相当かSTANDARD/WIDEか
- 違い⑦:価格—ノヴァブラスト5が2,200円安い
- 着地時の横ブレを抑えたい
- かかとから滑らかに体重移動したい
- ゆっくりしたジョグやロング走が中心
- 4E相当の幅広モデルも検討したい
- 軽さと弾むような反発を楽しみたい
- ジョグからペースアップまで使いたい
- プレートの硬さが苦手
- 購入価格を抑えたい
▽安定して転がすライダー30と、軽く弾むノヴァブラスト5
ウエーブライダー30はプレートとワイドゲージで接地を整え、かかとから前へ滑らかに運ぶ設計。ノヴァブラスト5は柔らかいフォームとトランポリン構造で、着地エネルギーを弾む感覚へつなげる設計です。
① 2層MIZUNO ENERZY NXTとFF BLAST MAXの違い
ウエーブライダー30は、硬度が異なるMIZUNO ENERZY NXTを上下に配置しています。上層は足当たりとクッション性、下層は接地時の安定と反発を分担し、厚底化しても足元が不安定になりすぎない構成です。ミズノ公式では前作よりクッション性が約17%、反発性が約19%向上したと案内しています。
ノヴァブラスト5は、ミッドソール全面にFF BLAST MAXを採用。素材が着地で柔らかく変形し、復元するときに弾む感覚を生みます。アシックス公式では前モデルのフォーム材と比べ、反発性が約8.5%向上したとしています。
柔らかさだけで選ぶならノヴァブラスト5が分かりやすく、接地のまとまりまで含めたバランスを重視するならウエーブライダー30が選びやすいでしょう。
② フルレングスミズノウエーブとプレートなしの違い
ウエーブライダー30は、シリーズで初めてフルレングスのミズノウエーブを搭載しました。波形のプレートが着地時の変形をコントロールし、横方向のブレを抑えながら、かかとからつま先までの重心移動を支えます。
ここでいうプレートは、カーボンレースシューズのように強く跳ね返すためだけのものではありません。安定性と滑らかな転がりを作る役割が中心で、初心者やゆっくりしたジョグでも機能させやすい設計です。
ノヴァブラスト5はプレートを搭載していません。前足部が自然に曲がりやすく、シューズの硬さに走り方を合わせる必要が少ないのがメリットです。足の自由度や柔らかなバウンスを求める人には、こちらが自然に感じやすいでしょう。
③ 接地の安定性か、弾む反発性か
ウエーブライダー30は前作より中足部を約14mm、後足部を約4mm広げたワイドゲージ設計です。厚いミッドソールでも接地面を広く取り、疲労時に足が内外へ倒れ込む動きを穏やかに支えます。
ノヴァブラスト5は、靴底中央のくぼみとトランポリンをイメージした形状が特徴です。荷重で変形しやすく、復元力を前への反発へつなげます。安定性が低いと断定できるモデルではありませんが、走行感の主役は接地の固定よりも弾みです。
足首周りのブレが気になる人やフォームが崩れやすいロング走ではウエーブライダー30。接地からテンポよく足を離し、ランニングの爽快感を楽しみたい人にはノヴァブラスト5が向きます。
④ ノヴァブラスト5は約10g軽い
ウエーブライダー30は約265g、ノヴァブラスト5は約255gが目安で、同程度のメンズサイズではノヴァブラスト5が約10g軽量です。極端な差ではありませんが、ペースを上げたときの足さばきではノヴァブラスト5が軽快に感じやすくなります。
一方、ウエーブライダー30はミッドソールを厚くし、フルレングスプレートを追加しながら前作と同じ約265gに抑えています。10gの差には、安定構造とアウトソールの保護範囲という理由があります。ゆっくり長く走る場合は、数字だけで優劣を決める必要はありません。
⑤ 一定ペースとペース変化で得意分野が分かれる
ウエーブライダー30は、ジョグやロング走で同じリズムを保ちやすいモデルです。8mmドロップとフルレングスプレートがかかとから前足部への移行を整えるため、接地を細かく意識しなくても足を運びやすくなっています。
ノヴァブラスト5は軽さと反発を生かし、ジョグからビルドアップ、ペース走まで速度を変えやすいのが強みです。アシックス公式も、ジョグ、ビルドアップ、インターバルのデイリートレーニングに加え、フルマラソン4〜5時間を目指すランナーのレース用として案内しています。
ただし、速さだけなら本格的なカーボンシューズ、強いサポートだけならスタビリティモデルの方が明確です。2足は、毎日の練習を幅広く担当しながら、安定寄りか反発寄りかを選ぶ関係と考えると分かりやすいでしょう。
⑥ 幅展開とアッパーのフィットが違う
ウエーブライダー30の通常モデルは2E相当で、スーパーワイドは4E相当です。かかととシュータン周辺にも適度な厚みがあり、足を包んで固定するオーソドックスな履き心地を求める人に合いやすい構成です。
ノヴァブラスト5はSTANDARDとWIDEを展開。エンジニアードメッシュとシュータンウイング構造により、通気性と伸縮性を確保しつつ、走行中のシュータンのずれを抑えます。柔らかなアッパーが好みなら候補にしやすいでしょう。
ブランドが異なるため、同じ27.0cmでもつま先形状、甲の高さ、かかとの収まりは一致しません。幅がきついときに縦サイズだけを上げると、かかとが浮くことがあります。まず普段のランニングサイズを基準に、必要なら幅違いを試してください。



サイズ選びのポイント
ウエーブライダー30は2E相当と4E相当、ノヴァブラスト5はSTANDARDとWIDEから選べます。つま先に0.5〜1cm程度の余裕を残し、かかとが浮かない組み合わせを優先しましょう。
⑦ ノヴァブラスト5は定価が2,200円安い
国内定価はウエーブライダー30が18,700円、ノヴァブラスト5が16,500円で、ノヴァブラスト5が2,200円安い設定です。定価だけなら、軽さと反発性を備えたノヴァブラスト5のコストパフォーマンスが目立ちます。
ただし、ウエーブライダー30は2026年秋冬モデル、ノヴァブラスト5は2024年末に一般発売されたモデルです。ノヴァブラスト5はセールで安くなる一方、希望サイズやカラーが減りやすい時期に入っています。長く同じ履き心地を買い足したいなら、新しいウエーブライダー30にも価値があります。
- ロード用のニュートラル系デイリートレーナー
- ドロップはどちらも8mm
- ジョグから日々のトレーニングまで対応
- メンズ・レディースと幅違いを展開
- 厚いクッションを備えながら極端に重くない
ウエーブライダー30の前作からの変更点はこちら。
ウエーブライダー30と29の違いを詳しく見る
ノヴァブラスト5のフィットを先に確認したい方はこちら。
ノヴァブラスト5のサイズ感と選び方を見る
▽評価傾向は「安心して転がる」と「楽しく弾む」
ウエーブライダー30は「厚くなっても安定」「かかとから滑らか」「足首周りを固定しやすい」、ノヴァブラスト5は「軽い」「柔らかく弾む」「ペースを上げやすい」と評価される傾向です。
| 注目点 | ウエーブライダー30 | ノヴァブラスト5 |
|---|---|---|
| クッション | 厚く安定した2層構造 | 柔らかく弾む |
| 接地 | 広く安定しやすい | 変形と復元を感じやすい |
| 足運び | プレートで滑らか | プレートなしで柔軟 |
| 重量 | 約265g | 約255g |
| 得意な場面 | ジョグ・ロング・一定ペース | ジョグ・ビルドアップ・テンポ |
| 定価 | 18,700円 | 16,500円 |
ウエーブライダー30は、従来のライダーらしい安心感を残しながら、ソールを厚くし、フルレングスプレートで転がりを高めた点が特徴です。厚底に興味はあるものの、柔らかすぎる接地や横ブレが不安な人から評価されやすいでしょう。
ノヴァブラスト5は、柔らかな着地と弾む蹴り出しが分かりやすく、ランニングを楽しく続けたい人と相性がよいモデルです。ゆっくり走ってもクッションを感じやすく、少しペースを上げたときも重量が負担になりにくい点が強みです。
一方、柔らかなフォームは人によって沈み込みが大きく感じられます。体重、接地位置、走る速さによって印象が変わるため、「反発が高いから全員が速く走れる」「安定モデルだから痛みを防げる」とは限りません。口コミは走り方が近い人の傾向として参考にしましょう。
サイズ感は幅だけでなく、かかとと甲も確認
ウエーブライダー30は通常2E相当で、より幅の広い4E相当も選べます。前足部に余裕が必要な人でも、縦サイズを不必要に上げずに調整しやすい点がメリットです。
ノヴァブラスト5はSTANDARDとWIDEがあります。アッパーには伸縮性がありますが、柔らかいことと幅が広いことは同じではありません。小指、母趾球、甲に強い圧迫がある場合は幅違いを試し、かかとの浮きも確認してください。
- 柔らかさと安定感の好みは試着で確認する
- プレートの滑らかな転がりが合うか確認する
- 同じ8mmでもフォーム形状で接地感は異なる
- 価格だけで幅やサイズを妥協しない
- 旧モデルのセール品は返品条件と在庫を確認する



試着のコツ
店内を歩くだけでなく、可能なら軽く走ります。ライダー30はかかとからの転がりと横ブレ、ノヴァブラスト5は沈み込みと弾み方を確認してください。
▽自分に合うのはどっち?30秒購入判断
▽ウエーブライダー30をおすすめする人/しない人
- ランニング初心者で安定感を重視する人
- かかとから滑らかに体重移動したい人
- ジョグやロング走を一定ペースで走る人
- 柔らかすぎる厚底が苦手な人
- 4E相当のスーパーワイドが必要な人
● おすすめしない人
- 軽さと強いバウンス感を最優先する人
- プレートの構造感が苦手な人
- 定価をできるだけ抑えたい人
ウエーブライダー30は、ランニングシューズに「速く走らせる刺激」より「毎回安心して履けること」を求める人に向きます。疲れた日のジョグや長時間のランニングでも、広い接地面と波形プレートが足運びをまとめやすいのが強みです。
▽ノヴァブラスト5をおすすめする人/しない人
- 弾むような柔らかい走り心地が好きな人
- ジョグからペース走まで1足でこなしたい人
- 約255gの軽快さを重視する人
- プレートなしの自然な屈曲が好みの人
- 本体価格やセールを重視する人
● おすすめしない人
- 柔らかなフォームで足元が沈む感覚が苦手な人
- 横ブレを抑える構造を最優先する人
- 同じモデルを今後も買い足したい人
ノヴァブラスト5は、毎日のランニングに楽しさとテンポを求める人に向きます。ゆっくり走る日は柔らかなクッションを使い、調子のよい日は反発を生かしてペースを上げられるため、練習内容を固定したくない人にも便利です。
| 重視ポイント | おすすめ |
|---|---|
| 着地の安定感 | ウエーブライダー30 |
| 初心者・一定ペースのジョグ | ウエーブライダー30 |
| 軽さ・柔らかな反発 | ノヴァブラスト5 |
| ビルドアップ・テンポ走 | ノヴァブラスト5 |
| 幅広の選びやすさ | ライダー30は4E相当あり |
| 価格 | ノヴァブラスト5 |
| 迷ったとき | 安定なら30、反発なら5 |
▽定価差2,200円に見合う?価格と用途から最終判断
最終判断の中心は、ウエーブライダー30のフルレングスプレート・ワイドゲージ・安定した転がりを取るか、ノヴァブラスト5の約10gの軽さ・FF BLAST MAXの反発・価格の安さを取るかです。
定価はウエーブライダー30が18,700円、ノヴァブラスト5が16,500円です。ノヴァブラスト5の方が2,200円安く、発売から時間が経ったカラーではさらに値下がりする可能性があります。費用対効果を数字だけで見ると、ノヴァブラスト5が有利です。
一方、ウエーブライダー30の価格差には、シリーズ初のフルレングスミズノウエーブ、前作より広い接地面、2層のMIZUNO ENERZY NXT、幅広いサイズ展開が含まれます。着地の安定性を重視し、毎日のジョグで長く使うなら、2,200円を払う理由は十分あります。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで比較するときは、同じ幅・サイズ・カラーかを確認してください。ノヴァブラスト5のセールが安くても、WIDEが選べない、返品できない、希望サイズがない場合は実用上のメリットが小さくなります。
- 価格差が2,000円前後 → 安定性が必要ならライダー30
- ノヴァブラスト5が大幅セール → 反発系が好みなら高コスパ
- ゆっくり長く走る → ライダー30
- ペースを変えて楽しく走る → ノヴァブラスト5
- サイズで妥協が必要 → 価格よりフィットを優先
買い時としては、ウエーブライダー30は発売直後のため、希望サイズとカラーを選びやすい時期です。急いで値下がりを待つより、ランニングを始める時期に合わせて確実に合うサイズを選ぶ方がよいでしょう。
ノヴァブラスト5は型落ち価格を狙いやすい反面、在庫終了が近づくほどサイズ選択肢が減ります。普段のサイズと希望する幅が残っており、返品条件にも問題がなければ、セール価格で購入する価値が高いモデルです。
▽最終ジャッジ
安定性・滑らかな体重移動 → ウエーブライダー30
軽さ・柔らかな反発 → ノヴァブラスト5
初心者・ジョグ・ロング走 → ウエーブライダー30
ビルドアップ・テンポ走 → ノヴァブラスト5
4E相当が必要 → ウエーブライダー30
価格を抑えたい → ノヴァブラスト5
迷ったら → 安定なら30、弾みなら5



最終結論!
ウエーブライダー30は約265g・8mmドロップで、フルレングスミズノウエーブによる安定と滑らかな転がりを重視。ノヴァブラスト5は約255g・8mmドロップで、プレートなしの軽さとFF BLAST MAXの弾む反発を重視したモデルです。



