「マジックスピード5とS4+ YOGIRI、サブ4や自己ベスト更新にはどっち?」
結論は、軽さ・強い反発・ペース操作性を重視するならマジックスピード5、安定した接地・かかと着地・一定ペースの維持を重視するならS4+ YOGIRIです。主な違いは7つあります。

「どちらもサブ4向けカーボンなら何が違う?」
「初めてのカーボンにはどっちが安全?」
「S4+ YOGIRIの方が2,200円高い理由は?」
マジックスピード5とS4+ YOGIRIは、どちらもフルレングスのカーボンプレートを搭載し、レースとスピードトレーニングに使えるアシックスのランニングシューズです。対象ランナーは重なりますが、速さを作る方法が異なります。
マジックスピード5は、FF LEAPとFF BLAST PLUSの2層構造、薄くなったソール、再設計カーボンプレートにより、約196gの軽さとダイレクトな反発を重視しています。S4+ YOGIRIはFF TURBO PLUSとFLYTEFOAM、広い接地面、全面ASICSGRIPを組み合わせ、反発と安定性を両立しています。
単純な上位・下位ではありません。スピード練習や短いロードレースまで軽快に使うならマジックスピード5。フルマラソン後半まで接地を安定させ、サブ4ペースを維持したいならS4+ YOGIRIが選びやすいでしょう。
- マジックスピード5とS4+ YOGIRIの7つの違い
- FF LEAPとFF TURBO PLUSの反発の違い
- 重量・ソール厚・ドロップによる操作性の差
- サブ4、スピード練習、フルマラソンでの選び方
- 価格差2,200円と型落ちセールを含めた最終判断
▽マジックスピード5とS4+ YOGIRIのスペック比較
| 比較項目 | マジックスピード5 | S4+ YOGIRI |
|---|---|---|
| 代表品番 | 1013A183 | 1013A129系 |
| 上層フォーム | FF LEAP | FF TURBO PLUS |
| 下層フォーム | FF BLAST PLUS | FLYTEFOAM |
| プレート | フルレングスカーボン | フルレングスカーボン |
| ソール厚 | 37.5mm/30.5mm | 39.5mm/33.5mm目安 |
| ドロップ | 7mm | 6mm |
| 重量 | 約196g(27.0cm) | 約240g(27.0cm目安) |
| 幅展開 | STANDARD・WIDE | STANDARD |
| 走行感 | 軽快・強い反発・操作性 | 安定・一定ペース・保護 |
| 国内定価 | 19,800円 | 22,000円 |
※重量はサイズや個体で変わります。マジックスピード5はメーカー公表値、S4+ YOGIRIは27.0cmの公表・流通情報を基準にしています。S4+ YOGIRIの品番はカラーにより異なります。



最大のポイント!
マジックスピード5はS4+ YOGIRIより約44g軽く、強いFF LEAPの反発を操作しやすいモデル。S4+ YOGIRIは広い接地面と硬めの下層フォームで、フルマラソンの安定性を優先します。
- 違い①:ミッドソール—FF LEAPかFF TURBO PLUSか
- 違い②:重量—マジックスピード5が約44g軽い
- 違い③:厚さ・ドロップ—37.5mm・7mmと39.5mm・6mm
- 違い④:プレートと走行感—操作性か一定ペースか
- 違い⑤:安定性・アウトソール—軽快さか広い接地面か
- 違い⑥:幅・フィット—WIDE展開の有無
- 違い⑦:価格—マジックスピード5が2,200円安い
- 200g未満の軽いカーボンを選びたい
- テンポ走やインターバルにも使いたい
- 強い反発を自分で操作したい
- WIDEモデルが必要
- サブ4ペースを安定して維持したい
- かかと着地でもカーボンを使いたい
- 広い接地面と高いグリップを重視する
- 強すぎない反発でフルを走りたい
▽速さを操作するマジックスピード5と、安定して運ぶS4+ YOGIRI
マジックスピード5は軽さ・FF LEAP・薄いスタックで地面を近く感じながら速さを作るモデル。S4+ YOGIRIは接地面を広げ、硬めの下層と全面ラバーでフルマラソンの安定を支えるモデルです。
① FF LEAPとFF TURBO PLUSの違い
マジックスピード5は、上層にFF LEAP、下層にFF BLAST PLUSを配置しています。FF LEAPはアシックスのクッションフォームの中でも特に軽く、着地で素早く変形・圧縮し、元へ戻る力でダイナミックな反発を生みます。
下層のFF BLAST PLUSは、上層の強い反発を支えながら接地を安定させる役割です。柔らかな反発だけで足元が揺れないよう、2つのフォームが速度と安定のバランスを取ります。
S4+ YOGIRIは上層にFF TURBO PLUS、下層にFLYTEFOAMを採用しています。上層で反発を得ながら、比較的硬めの下層が沈み込みを抑えます。強いバウンスより、フルマラソン後半まで接地位置を安定させたい人に向く構成です。
② マジックスピード5は約44g軽い
27.0cmの目安ではマジックスピード5が約196g、S4+ YOGIRIが約240gで、マジックスピード5は約44g軽量です。片足40gを超える差は、ピッチを上げるスピード練習やレース後半の足さばきに影響します。
マジックスピード5は前作からソールを約6mm薄くし、片足約50gの軽量化を実現しました。カーボンプレート入りで200gを下回る軽さは、メタスピード系ほど尖りすぎず、レース用の軽快さを得たい人に魅力です。
S4+ YOGIRIの重量は、広い接地面、全面ASICSGRIP、かかと部の厚いラバー、安定した下層フォームとの交換条件です。ゆっくりしたサブ4ペースでは、軽さより接地の安心感を優先する考え方もあります。
③ 37.5mm・7mmと39.5mm・6mmの違い
マジックスピード5は後足部約37.5mm、前足部約30.5mm、ドロップ7mmです。世界陸連のロード競技ルールに対応する40mm以下へ収まり、地面との距離を近づけることで操作性を高めています。
S4+ YOGIRIは後足部約39.5mm、前足部約33.5mm、ドロップ6mmが目安です。マジックスピード5より厚いクッションを持ちながら、低めのドロップと広い接地面で足裏全体に荷重を分散します。
薄く軽い操作感ならマジックスピード5。接地時の保護と安定を残しながらカーボンの推進を使うならS4+ YOGIRIです。低いドロップに慣れていない場合は、短い距離からふくらはぎの張りを確認してください。
④ カーボンプレートの使い方が違う
両モデルともフルレングスのカーボンプレートを搭載します。マジックスピード5は、再設計したプレートとFF LEAPを組み合わせ、着地から蹴り出しまでの反発をダイレクトに伝えます。ペースの上げ下げへ反応しやすく、自分でシューズを操作する感覚が強いモデルです。
S4+ YOGIRIは、かかと部から前足部へ続くプレートで身体を前方向へ進めます。広い接地面と硬めの下層がプレートの動きを安定させるため、疲れて踏み込む力が弱くなっても一定のリズムを作りやすい設計です。
短いスピード練習や5km〜ハーフで反応の良さを重視するならマジックスピード5。フルマラソンで急なペース変化を避け、安定した巡航を重視するならS4+ YOGIRIが向きます。
⑤ 操作性と安定性・グリップの違い
マジックスピード5は、ソールを薄くし、重量を減らすことで接地位置を把握しやすくしています。コーナー、折り返し、ペース変化が多いロードレースや駅伝で、足元を素早く切り替えやすいのがメリットです。
S4+ YOGIRIはシューズの接地面を広げ、ASICSGRIPをアウトソール全面に配置しています。かかと部のラバーは前足部より厚く、かかと着地時の摩耗にも配慮されています。濡れた路面やフル後半でフォームが乱れた場面でも安心感を得やすいでしょう。
安定性が必要だから必ずS4+ YOGIRIというわけではありません。マジックスピード5も下層のFF BLAST PLUSとカーボンで安定を確保しています。ただし、広い接地面と全面ラバーを最優先するならS4+ YOGIRIが明確です。
⑥ WIDE展開とフィットの違い
マジックスピード5はSTANDARDに加えてWIDEを展開しています。軽量で通気性の高いエンジニアードメッシュが足の動きに合わせてフィットし、幅広のランナーも縦サイズを不必要に上げずに選びやすい構成です。
S4+ YOGIRIの幅はSTANDARDです。前作より柔らかく足当たりのよいアッパーへ変更されていますが、WIDEの選択肢はありません。前足部や甲が広い人は、マジックスピード5のWIDEが合わせやすい可能性があります。
どちらもレース用の固定感が必要なため、普段履き用シューズよりタイトに感じる場合があります。つま先へ0.5〜1cm程度の余裕を残し、かかとが浮かず、小指と母趾球へ強い圧迫がないサイズを選びましょう。



フィットのポイント
足幅が広い人は、S4+ YOGIRIの縦サイズを上げる前にマジックスピード5のWIDEを試すのがおすすめです。サイズアップだけではかかとが浮く場合があります。
⑦ マジックスピード5は2,200円安い
国内定価はマジックスピード5が19,800円、S4+ YOGIRIが22,000円で、マジックスピード5が2,200円安い設定です。新しいFF LEAP、約196gの軽さ、STANDARD・WIDE展開を考えると、定価でのコストパフォーマンスはマジックスピード5が優れています。
S4+ YOGIRIの価格には、FF TURBO PLUS、広い接地面、全面ASICSGRIP、かかとの耐摩耗設計、サブ4へ特化した安定性が含まれます。フルマラソンでその設計を必要とする人には、2,200円を払う価値があります。
ただし、S4+ YOGIRIは発売から時間が経っているため、実売価格がマジックスピード5を下回る場合があります。希望サイズがあり、安定志向が合うなら、型落ち価格のS4+ YOGIRIは有力です。
- フルレングスのカーボンプレートを搭載
- レースとスピードトレーニングに対応
- 反発フォームと安定フォームの2層構造
- サブ4前後のランナーが使いやすい
- メタスピード系より扱いやすさを重視
カーボンなしでフルマラソンを走る選択肢も確認したい方はこちら。
ノヴァブラスト5でフルマラソンを走るポイントを見る
▽評価傾向は「驚くほど軽い」と「安定して押し出す」
マジックスピード5は「200g未満で軽い」「FF LEAPの反発が強い」「地面を感じて操作しやすい」、S4+ YOGIRIは「かかと着地でも安定」「一定ペースを保ちやすい」「全面ラバーで安心」と評価される傾向です。
| 注目点 | マジックスピード5 | S4+ YOGIRI |
|---|---|---|
| 重量 | 約196g | 約240g |
| 反発 | 強くダイレクト | 安定して持続 |
| 接地 | 薄く操作しやすい | 広く安定しやすい |
| 得意な走り | ペース変化・スピード | 一定ペース・フル |
| フィット | STANDARD・WIDE | STANDARD |
| 定価 | 19,800円 | 22,000円 |
マジックスピード5は、前作から大幅に軽くなり、レースシューズに近い反応の良さを得た点が特徴です。ピッチを上げたい場面、短いインターバル、駅伝、5km〜ハーフで軽さを生かしやすいでしょう。
S4+ YOGIRIは、強い反発を感じながらも接地が暴れにくく、サブ4ペースでフルマラソンを走る安心感が魅力です。かかと着地になりやすい人や、後半にフォームが乱れやすい人にも合わせやすい設計です。
ただし、カーボンプレートの感じ方には個人差があります。軽いマジックスピード5を不安定に感じる人もいれば、S4+ YOGIRIを硬く重く感じる人もいます。レビューの速さだけではなく、接地位置、目標タイム、使用距離が近い人の意見を参考にしてください。
初めてのカーボンは安定性と身体への負担を確認
マジックスピード5は公式でも初めてのカーボンプレート入りシューズにおすすめされています。ただし、約196gの軽さとFF LEAPの反発は、普段のジョグシューズより足首やふくらはぎの使い方を変えます。
S4+ YOGIRIは広い接地面で安定しますが、硬めのプレートと6mmドロップに慣れが必要です。最初からフルマラソンで使わず、短いテンポ走、10km走、ロング走の順に距離を延ばし、筋肉痛や局所的な圧迫を確認しましょう。
- 反発の強さと接地の安定性を試走する
- 約44gの重量差を確認する
- 7mmと6mmでふくらはぎへの負担が変わる
- S4+ YOGIRIはSTANDARDのみ
- レース前に段階的に走行距離を延ばす



試着のコツ
マジックスピード5は反発を自分でコントロールできるか、S4+ YOGIRIはかかとから前へ安定して転がるかを確認します。片足立ちでも横ブレを見ましょう。
▽自分に合うのはどっち?30秒購入判断
▽マジックスピード5をおすすめする人/しない人
- 軽いカーボンシューズが欲しい人
- スピード練習とレースを兼用したい人
- FF LEAPの強い反発を使いたい人
- 接地感と操作性を重視する人
- WIDEモデルが必要な人
● おすすめしない人
- 厚いクッションと広い接地面を最優先する人
- 反発を自分で操作するのが苦手な人
- ゆっくりしたフルマラソンだけに使う人
マジックスピード5は、練習からレースまでスピードを積極的に作りたい人に向きます。約196gの軽さは後半の足さばきにも有利ですが、安定したサブ4巡航だけを求めるなら性能が鋭すぎる場合があります。
▽S4+ YOGIRIをおすすめする人/しない人
- フルマラソン4時間切りを目指す人
- かかと着地でも安定して走りたい人
- 後半まで一定ペースを維持したい人
- 全面ASICSGRIPと耐久性を重視する人
- 型落ち価格で希望サイズが見つかった人
● おすすめしない人
- 200g未満の軽さを求める人
- WIDEモデルが必要な人
- 強く柔らかなバウンス感を優先する人
S4+ YOGIRIは、速さの最大値よりフルマラソンでの再現性を重視する人に向きます。広い接地面と硬めの下層がフォームを支え、疲労時にもカーボンの推進を使いやすくします。
| 重視ポイント | おすすめ |
|---|---|
| 軽さ・強い反発 | マジックスピード5 |
| テンポ走・インターバル | マジックスピード5 |
| 接地の安定感 | S4+ YOGIRI |
| サブ4の一定ペース | S4+ YOGIRI |
| WIDE展開 | マジックスピード5 |
| 定価 | マジックスピード5 |
| 迷ったとき | 速さなら5、安定ならS4+ |
▽価格差2,200円に見合う?最終判断
判断の中心は、マジックスピード5の約44gの軽さ・FF LEAP・操作性を取るか、S4+ YOGIRIの広い接地面・全面ASICSGRIP・サブ4向けの安定性を取るかです。
定価はマジックスピード5が19,800円、S4+ YOGIRIが22,000円です。新しい素材、軽さ、WIDE展開まで含め、定価同士ならマジックスピード5のコストパフォーマンスが高いと判断できます。
S4+ YOGIRIを選ぶ理由は、速さの最大値ではなく、フルマラソンを安定して走るための設計です。かかと着地、後半のフォーム低下、濡れた路面、一定ペースの維持に不安があるなら、2,200円高くても価値があります。
ただし、S4+ YOGIRIは旧モデルとして値下がりする可能性があります。実売価格がマジックスピード5より3,000円以上安く、STANDARDのサイズが合うなら、サブ4用として費用対効果の高い選択です。
- 定価同士 → マジックスピード5が高コスパ
- S4+が3,000円以上安い → 安定志向なら有力
- スピード練習も兼用 → マジックスピード5
- フルの一定ペースを優先 → S4+ YOGIRI
- サイズで妥協が必要 → 安さよりフィットを優先
購入時はAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、アシックス公式で、品番、幅、サイズ、返品条件をそろえて比較してください。S4+ YOGIRIは在庫が減るほど、安くても希望サイズを選べない可能性があります。
レース直前に新しいカーボンシューズへ変更するのは避け、少なくともテンポ走とロング走で試してください。価格差より、足に合い、目標ペースを無理なく維持できることが重要です。
▽最終ジャッジ
軽さ・反発・操作性 → マジックスピード5
安定性・巡航・かかと着地 → S4+ YOGIRI
テンポ走・駅伝・短いレース → マジックスピード5
サブ4・フルマラソン → S4+ YOGIRI
WIDEが必要 → マジックスピード5
定価で選ぶ → マジックスピード5
迷ったら → 速さなら5、安定ならS4+



最終結論!
マジックスピード5は約196g・7mmドロップで、FF LEAPと薄いソールによる軽さ・反発・操作性を重視。S4+ YOGIRIは約240g・6mmドロップで、広い接地面と全面ASICSGRIPによる安定したサブ4巡航を重視したモデルです。









