結論:YOGIRI SPEEDはS4+ YOGIRIのサブ4向けコンセプトを引き継ぎ、約13g軽量化。FF LEAP、FF BLAST PLUS、かかとが二股のカーボンプレートで、軽さ・反発・接地の滑らかさを更新しています。最新性能なら新型、硬めの安定感と型落ち価格なら旧型がおすすめです。
YOGIRI SPEED(ヨギリスピード)は、フルマラソン4時間切りを目指すランナー向けに、2026年9月10日からオンライン先行、9月17日から順次発売されるアシックスのレースシューズです。S4+ YOGIRIの後継ですが、名称だけでなく走りを作る主要パーツまで変更されています。
両モデルはフルレングスカーボンとASICSGRIPを搭載し、スピードと安定性を両立する考え方が共通します。違いを正しく知るには、重量だけでなくフォーム、ドロップ、プレート形状、接地面、価格まで見る必要があります。

最大の違いは13gの軽量化だけではありません。フォームの組み合わせ、かかとのプレート形状、アウトソールの内側まで見直され、マラソン後半も扱いやすい方向へ進化しています。
| 項目 | YOGIRI SPEED | S4+ YOGIRI |
|---|---|---|
| 発売 | 2026年9月 | 2024年10月 |
| 定価 | 24,200円 | 22,000円 |
| 重量 | 約227g | 約240g |
| 厚さ | 39.5/34.5mm | 39.5/33.5mm |
| ドロップ | 5mm | 6mm |
| 上層 | FF LEAP | FF TURBO PLUS |
| 下層 | FF BLAST PLUS | FLYTEFOAM |
| プレート | かかと二股カーボン | フルレングスカーボン |
| ウイズ | STANDARD | STANDARD |
最大厚は同じ39.5mmですが、新型は前足部が1mm厚くなり、ドロップは5mmへ低下しました。足裏の保護を増やしながら前後差を小さくした設計です。旧型からの履き替えでは、ふくらはぎ周辺の負担感が変わる可能性があります。



定価差は2,200円。新型の更新内容を考えると大きすぎない差ですが、旧型が公式セールの18,700円なら実売差は約5,500円に広がります。
この記事では公式情報を基準に、新旧の構造、口コミ状況、向く人、価格を比較します。YOGIRI SPEEDは発売前のため、一般ランナーの実走レビューと仕様からの予測を混同せずに解説します。



発売前モデルを実走済みのようには扱いません。公式に確認できる変更点と、発売後に試着・長距離走で確かめたい点を分けて判断しましょう。
- 約227gの軽さを重視
- FF LEAPの反発を試したい
- かかと接地でも安定性が欲しい
- 最新モデルを長く使いたい
- 硬めの安定感が好き
- 実績のあるモデルが安心
- 価格を抑えたい
- 適正サイズの在庫がある
YOGIRI SPEEDとS4+ YOGIRIの違いを比較
ターゲットは同じでも、新型は走りを作る構造をまとめて変更しています。フォーム、重量とドロップ、プレートとアウトソールの3点を押さえれば、自分に必要な更新か判断しやすくなります。
違い①FF LEAP+FF BLAST PLUSへ刷新
YOGIRI SPEEDは上層にFF LEAP、下層にFF BLAST PLUSを使用します。アシックスはFF LEAPを自社クッションフォームの中で最も軽量で、優れた反発性を持つ素材と説明しています。下層ではクッション性と反発性を支え、マラソン後半の足運びを助ける構成です。
S4+ YOGIRIは上層がFF TURBO PLUS、下層がFLYTEFOAM。高反発フォームをしっかりした土台で支え、沈み込みを抑えながら一定ペースを作る設計でした。新型は安定志向を残しつつ、軽さとエネルギーリターンを高めています。
| 比較 | YOGIRI SPEED | S4+ YOGIRI | 意味 |
|---|---|---|---|
| 上層 | FF LEAP | FF TURBO PLUS | 新型は軽量反発 |
| 下層 | FF BLAST PLUS | FLYTEFOAM | 旧型は硬めの土台 |
| 前足部 | 34.5mm | 33.5mm | 新型が1mm厚い |
| 方向性 | 軽快・滑らか | 硬め・安定 | 好みが分かれる |



旧型の硬さが気になった人ほどフォーム変更は注目点です。ただし、体重や着地位置で感触は変わるため、発売後の試着で確認してください。
サブ4用では短距離の強い反発より、30km以降にフォームが乱れても反発を受け取りやすいことが重要です。上層の軽量化と前足部の厚み増加は、終盤の脚残りを意識した変更と考えられます。
違い②約13g軽量化し、ドロップは5mmへ
27.0cm片足は新型約227g、旧型約240gです。片足13g、両足で約26g軽くなります。一歩ごとの差は小さくても、フルマラソン後半にピッチを維持する場面では足さばきの違いにつながる可能性があります。
| 数値 | YOGIRI SPEED | S4+ YOGIRI | 差 |
|---|---|---|---|
| 重量 | 約227g | 約240g | 新型−13g |
| かかと | 39.5mm | 39.5mm | 同じ |
| 前足部 | 34.5mm | 33.5mm | 新型+1mm |
| ドロップ | 5mm | 6mm | 新型−1mm |



1mm差でも、ふくらはぎやアキレス腱周辺の負担感が変わる人はいます。本番直前に替えず、短いペース走から段階的に距離を伸ばしましょう。
かかとの厚みを維持して前足部を厚くしたため、最大クッション量を保ちながら前後差が小さくなりました。厚底に転がされるより、足裏全体で接地し反発を受けたい人に合いやすい設計です。
違い③二股カーボンと広い接地面で安定性を更新
新型のカーボンプレートは、かかと側が二股に分かれています。公式には接地感を滑らかにし、カーボン特有の硬さを軽減する変更です。旧型も安定性重視でしたが、新型は着地直後のねじれや片寄りへの対応をさらに明確にしています。
| 構造 | YOGIRI SPEED | S4+ YOGIRI |
|---|---|---|
| カーボン | かかと二股 | 従来形状 |
| 接地面 | 中足部〜かかと拡大 | 広い接地 |
| 内側ラバー | 中足部内側にも配置 | ASICSGRIPを広く配置 |
| 狙い | 滑らかさ・倒れ込み抑制 | 安定巡航 |



新型は反発だけを強めたのではなく、かかと接地から前へ移る動きを安定させる設計です。疲れてフォームが崩れる後半まで考えた更新です。
両方ともASICSGRIPを採用。新型は中足部内側にもラバーを加え、内側への過度な倒れ込みを抑えます。雨天や給水所周辺では、グリップと接地面の広さの両方が安心感につながります。
要点:新型はFF LEAP、約13gの軽量化、5mmドロップ、二股カーボン、内側まで広げたラバーが特徴。旧型はFF TURBO PLUSとFLYTEFOAMの硬めな安定感が持ち味です。
口コミ・評判から違いを確認
YOGIRI SPEEDは2026年9月10日の先行発売前です。9月4日時点では一般ランナーによる長距離レビューが十分ではありません。発売前の期待点と未確認点を分け、旧型で蓄積した評価傾向と比較します。
| 評価軸 | YOGIRI SPEED | S4+ YOGIRI |
|---|---|---|
| 反発 | FF LEAPへの期待段階 | 推進は穏やかとの声 |
| 硬さ | プレート硬さ軽減を説明 | 硬めで好みが分かれる |
| 安定 | 接地面・内側ラバー強化 | 広い接地面 |
| 重量 | 約227g | 約240g |
| 情報量 | 発売前で少ない | 長距離レビューあり |
YOGIRI SPEEDは発売前。期待と実走評価を分ける



約227gまで軽くなり、旧型より足さばきが楽になりそうです。



FF LEAPとFF BLAST PLUSが、30km以降にどれだけ反発を残すか注目です。



二股プレートなら、カーボンの硬さが苦手でも試しやすそうです。
これらは公式仕様から注目できる点で、一般ランナーの確定した実走評価ではありません。クッションの硬さ、かかとの収まり、5mmドロップへの適応は、発売後の試着と長距離レビューで確認する必要があります。
短時間の試走だけでフルマラソン適性を決めるのも避けましょう。目標ペースの10〜20km走、可能なら25km以上で、足裏・ふくらはぎ・爪に問題が出ないか見ると安心です。
S4+ YOGIRIは安定性が長所、硬さは好みが分かれる



広い接地面で一定ペースを刻みやすく、かかと着地でも安心感があるという評価があります。



過度に跳ねず、サブ4ペースに合わせやすいという見方があります。



一方でミッドソールが硬く、期待ほど弾まないと感じる人もいます。
| 旧型の傾向 | 合いやすい | 合いにくい |
|---|---|---|
| 硬めの接地 | 沈み込みを抑えたい | 柔らかく弾みたい |
| 穏やかな推進 | 一定ペース重視 | 鋭い反発重視 |
| 広い接地 | かかと安定重視 | 自由度・軽快さ重視 |
| 約240g | 保護とのバランス | 最軽量を求める |
旧型はトップスピードを引き出す攻撃的なレーサーより、目標ペースを乱しにくくする性格です。硬さを安心感と捉える人には合いますが、柔らかなバウンスを期待すると印象が異なります。
発売後はサイズ感・硬さ・後半の安定性を確認



両モデルともSTANDARDのみ。幅広の人は前足部の圧迫、小指側の当たり、かかとの浮きを必ず確認しましょう。
新型は22.5〜29.0cm。旧型と近い展開でも、アッパーの編み方や内部構造が変われば足入れも変わります。普段のアシックスと同じサイズを起点に、つま先の余裕とかかとの固定を確かめてください。
レビューでは投稿者の体重、目標ペース、着地位置、走行距離も見ましょう。5km試走とフル後半では評価軸が違います。自分と条件が近い人の長距離評価を優先すると失敗を減らせます。
口コミの注意:発売前の期待と実走レビューを混同しないこと。発売後も短時間の感想だけでなく、目標ペースで長く走った評価を確認しましょう。
おすすめする人・おすすめしない人
選択は走力だけで決まりません。接地の好み、予算、本番までの期間、いま履くシューズとの相性を基準にすると失敗しにくくなります。
YOGIRI SPEEDがおすすめな人
新型は、旧型の安定志向を残して軽さと反発を高めたい人向けです。終盤にピッチが落ちやすい人、旧型の硬さが気になった人、レースとペース走で長く使いたい人の第一候補です。



旧型の考え方は好きでも、もう少し軽さとエネルギーリターンが欲しい人には、新型が自然な更新候補です。
本番まで慣らす時間がない人、5mmドロップでふくらはぎに負担が出やすい人、発売直後の価格を抑えたい人には勧めにくいです。重要レースが近いなら履き慣れた靴を優先しましょう。



新型なら必ず速くなるわけではありません。ペース走とロング走で、足への負担、給水所での旋回、下りの安定性まで確認してください。
S4+ YOGIRIがおすすめな人
旧型は硬めの土台と広い接地面が好みの人向けです。サイズが分かっている人、同モデルで練習を積んだ人、型落ち価格で予算を抑えたい人には合理的です。



適正サイズが18,700円前後なら新型との差は約5,500円。走り味が合う人には高いコストパフォーマンスです。
柔らかく大きく弾む感覚、最軽量クラス、短距離での鋭い反発を求める人には向きにくいでしょう。また安さだけで前後0.5cm違うサイズへ妥協するのも避けてください。



フル後半は足がむくみます。在庫が少なくても、爪や小指が当たるサイズは選ばないでください。
迷ったら本番までの期間と予算で決める
| 判断軸 | YOGIRI SPEED | S4+ YOGIRI |
|---|---|---|
| 軽さ・反発 | ◎ | ○ |
| 硬めの安定 | ○ | ◎ |
| 実走情報 | △ | ◎ |
| 価格 | △ | ◎ |
| 在庫 | 発売後◎ | △ |
| 即本番 | 慣らし必要 | 履き慣れなら○ |
本番まで2か月以上あり十分に試せるなら新型を優先しやすいでしょう。本番が近く旧型を履き慣れているなら、無理に替える必要はありません。初購入なら同日に両足で試し、歩行と軽い走行の両方で比べてください。
サブ4には補給、給水、ペース配分、30km以降のフォーム維持も重要です。シューズは準備を代替するものではなく、目標ペースを再現しやすくする道具として選びましょう。
選択の目安:軽さ・新しい反発・今後の在庫ならYOGIRI SPEED。硬めの安定感・実績・セール価格ならS4+ YOGIRIです。
Part 5/5|価格・セールと最終判断
価格・セール時期と最終結論
定価は新型24,200円、旧型22,000円で2,200円差です。2026年9月4日時点のアシックス公式商品一覧では旧型に18,700円のセール表示がありました。カラー、サイズ、店舗で変動するため購入時に再確認してください。
| 価格 | YOGIRI SPEED | S4+ YOGIRI |
|---|---|---|
| 定価 | 24,200円 | 22,000円 |
| 9月4日表示 | 発売前24,200円 | セール18,700円 |
| 定価差 | +2,200円 | 基準 |
| セール時差 | +5,500円程度 | 基準 |
| 在庫 | 発売後増加見込み | 人気サイズ減少 |



定価差2,200円なら、フォーム・プレート・アウトソールの刷新まで含めて新型の価値は十分。旧型がセールなら、相性と予算が判断の中心です。
価格差に見合うのは軽さと新構造を重視する人
新型で得られるのは13gだけではありません。FF LEAPの反発、二股プレートの滑らかな接地、内側への倒れ込みを抑えるラバー配置も含まれます。本番とポイント練習で長く使うなら2,200円は大きすぎない投資です。



旧型の走行距離が少なく足にも合うなら、急いで買い替える必要はありません。次の勝負レースに合わせて検討しても遅くありません。
旧型の硬さが合わず使用頻度が下がっているなら、セールだけを理由に買い足さないこと。新型を試着するか、プレートなしを含む別モデルも比べる方が満足しやすくなります。
旧型セールは適正サイズと返品条件を優先
新型発売前後は旧型が下がりやすい一方、人気サイズからなくなります。価格よりつま先の余裕、足幅、かかとの固定を優先してください。オンラインでは販売元、返品条件、送料、ポイントも確認しましょう。
| 確認 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | 新型1013A196/旧型1013A158 |
| ウイズ | 両方STANDARD |
| サイズ | つま先・小指・かかと |
| 返品 | 予約・セール条件 |
| 慣らし | 本番前に距離を段階化 |
S4、S4+ YOGIRI、YOGIRI SPEEDは名称が似ています。商品名と型番を照合し、極端に安い場合はモデル世代、販売元、保管状態も確かめてください。
最終結論:最新性能なら新型、実績と価格なら旧型
新型はFF LEAP、FF BLAST PLUS、二股カーボン、広い接地面で軽快さと扱いやすさを高めています。約227gは終盤のピッチ維持を重視する人に明確な魅力です。
旧型はFF TURBO PLUSとFLYTEFOAMによる硬めで安定した走りが合えば今も有力。適正サイズがセールで見つかり、本番までに慣らせるなら予算を抑えられます。



迷ったら、最新の軽さと反発ならYOGIRI SPEED。履き慣れた安定感とセール価格ならS4+ YOGIRI、と決めると分かりやすいでしょう。
最終判断:初めてYOGIRI系を買うなら発売後に試着できる新型を第一候補に。旧型が足に合う人や、18,700円前後で適正サイズが見つかった人はS4+ YOGIRIでも十分です。








